社寺上地(読み)シャジジョウチ

デジタル大辞泉 「社寺上地」の意味・読み・例文・類語

しゃじ‐じょうち〔‐ジヤウチ〕【社寺上地】

明治4年(1871)明治政府境内以外の神社寺院朱印地除地をすべて返納させたこと。また、その土地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「社寺上地」の意味・読み・例文・類語

しゃじ‐じょうち ‥ジャウチ【社寺上地】

〘名〙 神社・寺院が所有していた朱印地・除地をその境内を除いて明治四年(一八七一)にことごとく政府に返納したこと。また、その土地。
国有林野法(明治三二年)(1899)三条「社寺上地にして其の境内に必要なる風致林野は区域を画して」

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