祖宗(読み)ソソウ

デジタル大辞泉 「祖宗」の意味・読み・例文・類語

そ‐そう【祖宗】

君主の、始祖中興の祖。また、歴代の君主。「祖宗偉業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祖宗」の意味・読み・例文・類語

そ‐そう【祖宗】

  1. 〘 名詞 〙 君主の始祖と中興の祖。また、ひろく歴代の君主やある系統を伝える人の称。
    1. [初出の実例]「祖宗天暦明時相、尋跡箇中写旧塵」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・春三首〈藤原忠通〉)
    2. 「この道取を参学して、仏道の祖宗を相見し、仏道の教法を見聞すべきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏教)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀・賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android