20世紀日本人名事典 「祖父江省念」の解説 祖父江 省念ソブエ ショウネン 昭和・平成期の僧侶 元・有隣寺住職。 生年明治38(1905)年9月18日 没年平成8(1996)年1月2日 出身地岐阜県 主な受賞名〔年〕仏教伝道協会功労賞〔昭和61年〕 経歴節談(ふしだん)説教の第一人者。幼少のころからこの道一筋、浄土真宗の布教師として古池秀賢師に弟子入りし、発声など厳しい修業を積む。自坊の有隣寺で毎月、第1、第3日曜日に説教しているが、現代の説教に比べると、心に訴える話芸で楽しめるのが特徴。自伝「節談説教七十年」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祖父江省念」の解説 祖父江省念 そぶえ-しょうねん 1905-1996 昭和-平成時代の僧。明治38年9月18日生まれ。幼時から浄土真宗の節談(ふしだん)説教僧としての修業をつむ。独特の節回しで親鸞(しんらん)の一代記などをかたり,自坊の名古屋市有隣寺のほか全国各地で,最盛期には年間400回におよぶ説教の会をひらいた。平成8年1月2日死去。90歳。岐阜県出身。本名は省一。自伝に「節談説教七十年」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by