日本歴史地名大系 「祝津海岸」の解説 祝津海岸しゆくつかいがん 北海道:後志支庁小樽市祝津村祝津海岸祝津にある海岸。ニセコ積丹小樽海岸国定公園のうち。日和山(ひよりやま)灯台・ヨットハーバー・小樽水族館・鰊御殿などがあり、夏場を中心とした観光地になっている。高島(たかしま)岬の日和山灯台は明治一六年(一八八三)木造六角形の灯台として誕生、同四四年には霧信号所も併設された。昭和二八年(一九五三)コンクリート造に改築(祝津町史)。その南の小樽水族館は同三三年の北海道博覧会に合せて建設され、同四九年その四倍規模の水族館が造られた。当海岸から赤岩(あかいわ)山にかけての遊歩道は自然に恵まれるが、同山一帯は道の鳥獣保護区で、エゾライチョウ、キジバト、キタリス、キツネなどがみられ、またナラ、イタヤカエデなどの植物もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by