祝詞師(読み)のりとし

精選版 日本国語大辞典 「祝詞師」の意味・読み・例文・類語

のりと‐し【祝詞師・詔刀師】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代以降、天皇以外の私幣奉幣を禁じていた伊勢神宮で、願主に代わって祝詞を奏し、祈祷(きとう)などをつかさどった神官。のとの師。のっとし。のとし。
    1. [初出の実例]「祭主は召太神宮司詔刀師種光て」(出典太神宮諸雑事記(11C中か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android