私幣(読み)シヘイ

デジタル大辞泉 「私幣」の意味・読み・例文・類語

し‐へい【私幣】

天皇以外の貴族一般から神社にささげる幣帛へいはく。→官幣国幣

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関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「私幣」の意味・読み・例文・類語

し‐へい【私幣】

  1. 〘 名詞 〙 天皇以外の王臣家や一般から諸神に奉る幣帛(へいはく)伊勢神宮では私幣禁断と称して一般からの奉幣を禁じたので、師職と称する祠家で庶民報賽を扱った。
    1. [初出の実例]「加之神宮者。禁断私幣。忌憚仏事」(出典長寛勘文(1163‐64))

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