神の沢村(読み)しんのさわむら

日本歴史地名大系 「神の沢村」の解説

神の沢村
しんのさわむら

[現在地名]本荘市まつさき 神沢しんのさわ

西は日本海で背後に丘陵部が海岸線近くまではり出す。東は松ヶ崎村、東南七曲ななまがり山を境として下黒川しもくろかわ村(現由利郡岩城いわき町)、南は芦川あしかわ村と接する。

慶長一七年(一六一二)の由利郡中慶長年中比見出検地帳(由利郡中世史考)赤尾津あこうづ郷の一村として村名がある。正保三年(一六四六)の出羽国油利郡内高目録(秋田県庁蔵)に高八五石五斗八合とあり、田のみで畑はなく「ぬま有 海辺」とある。元禄一五年(一七〇二)には五四石九斗四升三合とある(出羽国由理郡郷村高辻帳)。しかし宝永七年(一七一〇)の御巡見様御案内ニ付留書覚印牒(大内町文化財資料)には

<資料は省略されています>

とあり、元禄一五年の石高に疑問がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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