神司・神祇官(読み)かみづかさ

精選版 日本国語大辞典 「神司・神祇官」の意味・読み・例文・類語

かみ‐づかさ【神司・神祇官】

〘名〙 (「かみつかさ」とも)
仮名草子伽婢子(1666)八「当社明神は当国第一の神司(カミツカサ)として」
② (神祇官) 令制での官の一つ。朝廷祭祀を執行し、大嘗祭鎮魂祭卜兆等の神事などを取り扱う。伯、大・少副、大・少祐などの職員がある。かんづかさ。じんぎかん。〔出雲風土記(733)〕

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