神威古(読み)かむいこたん

日本歴史地名大系 「神威古」の解説

神威古
かむいこたん

[現在地名]小樽市張碓町

張碓はりうす町にある地名。上部は石倉山安山岩という陸上性溶岩、下部は海底火山噴出物層からなる地層で、その境界部分の岩盤亀裂が発達、崖崩れ落石が起きやすい。シャクシャインの戦、クナシリメナシの戦など、凶事が起こる前に崖崩れがあるという言伝えがあり(板本「西蝦夷日誌」)、大難所として知られた(高島日記)。一八五七年(安政四年)ヲタルナイ場所請負人恵比須屋半兵衛がカムイコタン山越えの道を開いた(小樽市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 断崖 銭函 着工

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む