神湊(読み)こうのみなと

日本大百科全書(ニッポニカ) 「神湊」の意味・わかりやすい解説

神湊
こうのみなと

福岡県宗像市(むなかたし)の地区で漁村。旧神湊町。1955年(昭和30)近隣の町村合併し宗像郡玄海(げんかい)町の一地区となった(玄海町は2003年宗像市と合併)。玄界灘(げんかいなだ)に面し、港は筑前(ちくぜん)大島への渡船発着近海漁業基地となっている。国道495号が通じる。中心街には魚料理の旅館が並び、海岸海水浴場で、観光客も多い。地名は、宗像大社の外港であったことに由来する。

[石黒正紀]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android