デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神田柳渓」の解説 神田柳渓 かんだ-りゅうけい 1796-1851 江戸時代後期の医師,漢詩人。寛政8年生まれ。医学を小石元瑞(げんずい)らにまなび,文化-文政のころ京都の頼山陽塾の客員となる。郷里の美濃(みの)(岐阜県)岩手村にかえって開業し,かたわら私塾をひらいた。頼山陽,村瀬藤城らと親交があった。嘉永(かえい)4年4月11日死去。56歳。名は充。字(あざな)は実甫。別号に南宮山房。著作に「南宮詩鈔」「蘭学実験」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例