デジタル大辞泉
「神祇院」の意味・読み・例文・類語
じんぎ‐いん〔‐ヰン〕【神祇院】
昭和15年(1940)皇紀2600年を機に創設された内務省の外局。国家神道による国民教化の中心機関となった。同21年廃止。
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じんぎ‐いん‥ヰン【神祇院】
- 〘 名詞 〙 もと内務省の外局で、内務大臣を総裁とし、神宮に関する事項、官国幣社以下神社に関する事項、神官・神職に関する事項および敬神思想の普及に関する事をつかさどった機関。前身は内務省神社局で、昭和一五年(一九四〇)一一月創設され、同二一年に廃止された。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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神祇院
じんぎいん
1940年内務省神社局が昇格し,同省外局として設置された中央官庁。神宮,神社,敬神思想の普及など,神社行政を管掌した。 46年廃止。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の神祇院の言及
【神祇官】より
…しかし明治政府の富国強兵(〈近代化〉)政策の展開の中で,71年には神祇省に格下げされ,さらに翌年にはこれも廃止されて祭典関係の事項は式部寮に,宣教関係の事項は新設の[教部省]に移され,宣教使はしだいに教導職に吸収された。なお,のち1940‐46年の戦時体制下に,神祇に関する独立の中央官庁として神祇院が一時設置された。【中島 三千男】。…
※「神祇院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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