神謀（読み）シンボウ

デジタル大辞泉

しん‐ぼう【神謀】

神わざのようなすぐれたはかりごと。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しん‐ぼう【神謀】

1. 〘 名詞 〙 神のはかりごと。また、神業(かみわざ)のような巧妙なはかりごと。神算。神策。「神謀鬼策」
   1. [初出の実例]「天子から下さるるは人、其上に鬼神もさらばと云て福をあたゆるは神謀ぞ」(出典：古活字本毛詩抄（１７Ｃ前）一五)
   2. [その他の文献]〔陸雲‐九愍・悲郢〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【神謀】しんぼう

すぐれた謀。晋・潘岳〔楊州（肇）の誄(るい)〕夷凶侈にして僞師畏(ゐひよく)す。將(まさ)に讐(しうきん)（敵の隙）に乘じ、南極を席せんとす。繼(ちぢ)まり糧盡くる（補給が足らぬ）も、謀は(たが)はず。

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出典　平凡社「普及版 字通」