日本歴史地名大系 「神辺城跡」の解説
神辺城跡
かんなべじようあと
〔城の変遷〕
備後守護となった朝山景連が建武二年(一三三五)守護所を神辺におき、同年築城したのが始まりとされる(備後古城記、福山志料)。以後山名氏・杉原氏らが城主として在城。「備後古城記」に「山名近江入道丈休嘉吉三年八月四日城ヲ再築ク」とあり、山名氏の一族で守護代をつとめた犬橋満泰により嘉吉三年(一四四三)再築されたようである。
天文七年(一五三八)大内義隆は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報