祥瑞五郎太夫 しょんずい-ごろうだゆう
伝説上の陶工。
「五良大甫 呉祥瑞造」の銘のある染め付け磁器をつくった人。明(みん)(中国)の景徳鎮で修業した伊勢(いせ)(三重県)出身の伊藤五郎太夫とされてきたが,この言い伝えは誤りで,前記の銘は「呉家の5人兄弟の長男祥瑞の作」の意といわれる。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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祥瑞五郎太夫
しょんずいごろうだゆう
生没年不詳
室町末期の陶工。染付磁器を始めた人という
伝記不詳。伊勢国(三重県)の人で五郎太夫と称し,中国にわたり江西省景徳鎮で製陶を学んだという説。また「祥瑞」は染付のほかに色絵もある焼物で五郎太夫はその貿易商との説もある。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
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