デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「禅勝房」の解説 禅勝房 ぜんしょうぼう 1174-1258 鎌倉時代の僧。承安(じょうあん)4年生まれ。浄土宗。遠江(とおとうみ)(静岡県)の人。天台宗の僧であったが,蓮生(れんじょう)(熊谷直実)の説法をきいて京都にいき,蓮生の師法然(ほうねん)の弟子となる。のち郷里にかえり,番匠(大工)をしながら蓮華寺で念仏と教化につとめた。正嘉(しょうか)2年11月4日死去。85歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例