コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

福井岩陰(読み)ふくいいわかげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福井岩陰
ふくいいわかげ

長崎県佐世保市吉井にある遺跡。 1960~64年に3次の調査が行なわれ,表土から約 5.75mの深さまで 15層の文化層が認められた。最上層は曾畑式,押型文などの土器片や石鏃が出土し,以下のI~III層からは爪形文土器,細隆線文土器,隆帯文土器とともに舟底形や半円錐形細石刃石核,細石刃,掻器が発見されている。さらに下部の IV層,VII層,IX層,XV層も遺物を出土しているが,土器を伴出しない先土器石器群であった。ラジオカーボンデーティングによれば,II層は1万 2400±350年 B.P.,そして最下層の XV層は3万 1900年 B.P.以上という年代値が出されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android