20世紀日本人名事典 「福井芳郎」の解説 福井 芳郎フクイ ヨシロウ 昭和期の洋画家 生年明治45(1912)年3月11日 没年昭和49(1974)年11月13日 出生地広島県 学歴〔年〕大阪美術学校卒 経歴斉藤与里に師事して洋画を学ぶ。昭和6年広島洋画研究所を開き、帝展・東光展などを中心に旺盛な創作活動を続け、18年より東光会会員。20年8月6日広島の原爆で被爆、その体験をもとに「ヒロシマの怒り」「黒い雨」をはじめとする原爆記録絵画を制作。戦後も日展などに出品し、32年には新協美術会の創立会員となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福井芳郎」の解説 福井芳郎 ふくい-よしろう 1912-1974 昭和時代の洋画家。明治45年3月11日生まれ。昭和6年広島洋画研究所をひらき,帝展,東光展などに出品し,18年東光会会員となる。32年新協美術会の創立に参加,被爆体験をもとにした「ヒロシマの怒り」「黒い雨」など原爆記録画をえがいた。昭和49年11月13日死去。62歳。広島県出身。大阪美術学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by