福岡孝茂(読み)ふくおか たかしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福岡孝茂」の解説

福岡孝茂 ふくおか-たかしげ

1827-1906 幕末武士
文政10年生まれ。土佐高知藩家老。鹿持雅澄(かもち-まさずみ)にまなび,藩主山内豊煕(とよてる)・豊信(とよしげ)(容堂)につかえ藩政統括。吉田東洋暗殺後,一時免職となったが,再登用され,元治(げんじ)・慶応のころには藩兵をひきいて清和院門を警固。鹿持雅澄「万葉集古義」の稿本宮内省に献納している。明治39年12月25日死去。80歳。通称は宮内,健三。号は麗水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android