福島第1原発の廃炉作業

共同通信ニュース用語解説 「福島第1原発の廃炉作業」の解説

福島第1原発の廃炉作業

事故を起こした東京電力福島第1原発を廃炉にする作業で、メルトダウン(炉心溶融)を起こした1~3号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出しが最大難関とされる。事故後6年近くたつが、デブリ位置や状況ははっきりしておらず、東電はカメラ付きロボットを原子炉建屋内に投入するなどしている。2号機はデブリの大部分が原子炉圧力容器内に残っているが、一部が圧力容器を突き抜けて格納容器底部にたまっているとみられる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android