福田敬業(読み)ふくだ たかのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福田敬業」の解説

福田敬業 ふくだ-たかのり

1817-1894 幕末-明治時代の出版人。
文化14年生まれ。江戸の薪炭商万屋兵四郎の娘婿となってその名をつぐ。幕府の海防方兼蕃書調所御用掛,加賀金沢藩の公用人などをつとめる。幕末から明治初年にかけて,商いのかたわら舶来蕃書類などの出版をおこなった。明治27年8月23日死去。78歳。信濃(しなの)(長野県)出身本姓小島通称半蔵。号は鳴鵞草衣,木石居士。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android