福笑(読み)ふくわらい

精選版 日本国語大辞典 「福笑」の意味・読み・例文・類語

ふく‐わらい‥わらひ【福笑】

  1. 〘 名詞 〙 お多福の顔の輪郭だけが描かれている紙の上に、眉・目・鼻・口・耳などに作った紙片を、目隠しをして置いていく遊び。正月の遊びの一つ。《 季語新年
    1. 福笑〈楊洲周延画〉
      福笑〈楊洲周延画〉
    2. [初出の実例]「福笑(フクワラ)ひに見るやうな眉のつき方も」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む