福笑(読み)ふくわらい

精選版 日本国語大辞典 「福笑」の意味・読み・例文・類語

ふく‐わらい‥わらひ【福笑】

  1. 〘 名詞 〙 お多福の顔の輪郭だけが描かれている紙の上に、眉・目・鼻・口・耳などに作った紙片を、目隠しをして置いていく遊び。正月の遊びの一つ。《 季語新年
    1. 福笑〈楊洲周延画〉
      福笑〈楊洲周延画〉
    2. [初出の実例]「福笑(フクワラ)ひに見るやうな眉のつき方も」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む