福見村(読み)ふくみむら

日本歴史地名大系 「福見村」の解説

福見村
ふくみむら

[現在地名]出石町福見

荒木あらき村の南西すげ川の流域に位置し、東は細見ほそみ村。集落は菅川の右岸に注ぐ谷筋に発達。正保(一六四四―四八)頃の国絵図に村名がみえる。出石封内明細帳によると拝領高一〇〇石余・改出高五石余、これらの内訳は屋敷一石余・麻畑八斗余・田方九〇石余・畑方一三石余、ほかに古新発高九石余・新発高四石余、家数二四・人数一〇八。小物成として茶代米一斗余・山手米二斗余、刈畑役の蕎麦九斗・小豆一斗・粟五斗、桑代の真綿三七一匁余ほかを上納していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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