( 1 )秋という季節に自然のもたらすさまざまな音、風、葉の揺落、虫や鳥の声などを表現する「秋声」の語は、中国では六朝時代から見られ、宋代の欧陽脩の「秋声賦」(「古文真宝」後集所収)に集大成される。
( 2 )日本では「菅家後集」の「和下紀処士題二新泉一之二絶上詩」の「触レ石秋声如二読誦一」など漢詩文を経て、新古今時代の和歌に「秋の声」としてとりこまれ、さらに俳諧の季語として定着した。
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...