秋の調(読み)あきのしらべ

精選版 日本国語大辞典 「秋の調」の意味・読み・例文・類語

あきのしらべ【秋の調】

  1. 箏、尺八合奏つき歌曲。大正七年(一九一八)、宮城道雄作曲。小林愛雄作詞。洋楽風の新しい手法を取り入れ、秋のさびしさと女性へのあこがれを歌う。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「秋の調」の意味・わかりやすい解説

秋の調 (あきのしらべ)

箏,尺八伴奏の歌曲。1918年宮城道雄作曲。小林愛雄作詞。秋の寂しさと乙女へのあこがれをセレナード風に歌う。前奏-歌-間奏-歌の構成。前奏は落葉を,間奏は虫の音を表現。2節の歌はほぼ同じ旋律。日本音階によりつつも新感覚で甘美に歌う。手事(てごと)物形式と3部分形式,掛合とカノン技法,日本的旋律と洋楽的リズム感等々,邦楽と洋楽の諸要素の融合を巧みに取り入れて,画期的な新作といわれ,宮城の出世作となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む