コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

秋の調 あきのしらべ

世界大百科事典 第2版の解説

あきのしらべ【秋の調】

箏,尺八伴奏の歌曲。1918年宮城道雄作曲。小林愛雄作詞。秋の寂しさと乙女へのあこがれをセレナード風に歌う。前奏―歌―間奏―歌の構成。前奏は落葉を,間奏は虫の音を表現。2節の歌はほぼ同じ旋律。日本音階によりつつも新感覚で甘美に歌う。手事(てごと)物形式と3部分形式,掛合とカノン技法,日本的旋律と洋楽的リズム感等々,邦楽と洋楽の諸要素の融合を巧みに取り入れて,画期的な新作といわれ,宮城の出世作となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

秋の調の関連キーワード藤蔭 静枝(1代目)藤蔭 静枝(初代)森田 定子新日本音楽千秋楽

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android