稚児若衆(読み)チゴワカシュ

デジタル大辞泉 「稚児若衆」の意味・読み・例文・類語

ちご‐わかしゅ【稚児若衆】

公家武家寺院などで召し使われた少年男色対象となることが多かった。稚児
叡山の―」〈浮・男色大鑑・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稚児若衆」の意味・読み・例文・類語

ちご‐わかしゅ【稚児若衆】

〘名〙 公家・武家・神社・寺院などで召し使われた少年。男色の対象になることが多かった。稚児。稚児童(ちごわらわ)
※虎明本狂言・鍋八撥(室町末‐近世初)「かつこと申ものはじんじゃうなるものにて、ちご若衆のもてあそびになりまらするが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android