稚児若衆(読み)チゴワカシュ

デジタル大辞泉 「稚児若衆」の意味・読み・例文・類語

ちご‐わかしゅ【稚児若衆】

公家武家寺院などで召し使われた少年男色対象となることが多かった。稚児
叡山の―」〈浮・男色大鑑・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「稚児若衆」の意味・読み・例文・類語

ちご‐わかしゅ【稚児若衆】

  1. 〘 名詞 〙 公家・武家・神社・寺院などで召し使われた少年。男色の対象になることが多かった。稚児。稚児童(ちごわらわ)
    1. [初出の実例]「かつこと申ものはじんじゃうなるものにて、ちご若衆のもてあそびになりまらするが」(出典:虎明本狂言・鍋八撥(室町末‐近世初))

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