稲増村(読み)いなますむら

日本歴史地名大系 「稲増村」の解説

稲増村
いなますむら

[現在地名]板倉町稲増

せき川と別所べつしよ川の合流点に位置し、東は戸狩とがり村、南は田井たい村、西は関川を隔てて島田しまだ(現上越市)に接する。正保国絵図に高二四一石余とある。天和三年(一六八三)検地帳(中村文書)によれば高三二七石余、うち漆高四升、ほかに新田高七六石余が記され、田二二町二反余・畑三町五反余、新田として田五町余・畑四反余、家数三一。文化九年(一八一二)には家数五八、ほかに寺一、人数三三〇、うち僧五、馬一三・牛四で、大工・油絞・瞽女各一人がいた(「村明細帳」中村文書)。天保九年(一八三八)には家数六〇・人数三五二(いたくら郷土誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む