稲富保(読み)いなとみほ

日本歴史地名大系 「稲富保」の解説

稲富保
いなとみほ

保域は確定しがたいが、近世弓木ゆみのき村を含む一帯と推定される。

建長五年(一二五三)の近衛家所領目録(近衛家文書)に「丹後国稲富位田」とみえるのが早く、丹後国田数帳に、

<資料は省略されています>

と記される。八幡領は山城石清水いわしみず八幡宮(現八幡市)九世戸くせど天橋立文殊堂(智恩寺、現宮津市)慈光じこう寺は現野田川のだがわ町字石川いしかわ南方に所在した慈光寺と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android