稲村喜勢子(読み)いなむら きせこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲村喜勢子」の解説

稲村喜勢子 いなむら-きせこ

1790-1860 江戸時代後期の国学者,歌人。
寛政2年生まれ。稲次真年(いなつぎ-まとし)の姉。上総(かずさ)(千葉県)飯野藩医稲村君玉の妻。江戸の岡田真澄師事。江戸や房総近辺を中心におおくの旅日記をしるした。万延元年5月3日死去。71歳。上総出身。本姓は稲次。法号は緑珠尼。著作に「はこね日記」「かしま日記」「野辺の露」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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