稽古唄(読み)けいこうた

精選版 日本国語大辞典 「稽古唄」の意味・読み・例文・類語

けいこ‐うた【稽古唄】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、囃子(はやし)に用いる長唄一節世話物幕開き人物出入りなど、町屋店先に稽古している長唄がもれきこえてくるという場面で用いる。
    1. [初出の実例]「ト稽古唄(ケイコウタ)になり、才三郎合点(がてん)の行かぬ思入にて、考へながら花道へはひる」(出典:歌舞伎・蔦紅葉宇都谷峠(文彌殺し)(1856)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む