穂雷神社(読み)ほのいかずちじんじや

日本歴史地名大系 「穂雷神社」の解説

穂雷神社
ほのいかずちじんじや

[現在地名]広陵町大字安部

安部あべ集落の西方丘陵に鎮座。祭神天照あまてらす皇大神手力男たぢからお命・栲幡千千姫たくはたちぢひめ命。「延喜式」神名帳広瀬ひろせ郡の「穂雷命神社」とされる。旧村社。広陵町三吉みつよしにも同名の社がある。「三代実録」貞観七年(八六五)一〇月九日条に大和国正六位上武雷神・保沼雷神に従五位下を、同九年八月一六日同神に従五位上を授けたことがみえ、「大和志」は保沼雷神を穂雷神社にあてるが、在所は未詳とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android