穂香村(読み)ほにおいむら

日本歴史地名大系 「穂香村」の解説

穂香村
ほにおいむら

[現在地名]根室市穂香

明治五年(一八七二)から同三九年までの根室郡の村。根室村の西、根室半島の北側に位置し、根室湾に臨む。海岸部には根室半島チャシ群跡として国史跡に指定されているニランケウシ一号―三号チャシ跡、ヲーナイ一号・二号チャシ跡、ウエンナイチャシ跡などがあり、ほかに竪穴群も多い。近世ネモロ場所のうち。明治五年にホニヲイを包含してホニヲイ村が成立(「事業報告」第一編)。「根室国地誌提要」に村名がみえ、戸数平民一〇・アイヌ八、人口平民男一一・女一〇、アイヌ男二三・女二二、寄留戸数平民五・人口男八五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む