積蓄(読み)せきちく

精選版 日本国語大辞典 「積蓄」の意味・読み・例文・類語

せき‐ちく【積蓄】

〘名〙 つみたくわえること。また、そのたくわえた物。たくわえ。蓄積積貯(せきちょ)
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「この金を以て、資産基礎となし、次第に積蓄し、死後に遺(のこ)せる金三百万フランク(銀銭の名)ありしとなり」 〔宋史‐王禹偁伝〕

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普及版 字通 「積蓄」の読み・字形・画数・意味

【積蓄】せきちく

蓄。かさなり、たまる。唐・李白〔従甥高五に贈別す〕詩 積す、古のり 誰(たれ)に向つてか開豁(かいくわつ)することを得ん 天地は一雲 此の身は乃ち毫末

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