デジタル大辞泉
「空包」の意味・読み・例文・類語
くう‐ほう〔‐ハウ〕【空包】
弾丸の代わりに木・紙製の栓を薬莢の先につめ、発射音だけが出るようにした演習用・儀礼用の弾薬。⇔実包。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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くう‐ほう‥ハウ【空包】
- 〘 名詞 〙 実弾の代わりに木か紙で擬装した弾丸を薬莢(やっきょう)に入れ、発射音だけ出るようにした弾薬。実弾がはいっていない火薬だけの弾薬。⇔実包
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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空包【くうほう】
鉄砲の発射音と煙を安全に出すため,黒色火薬または燃えやすい火薬を薬莢(やっきょう)に入れ,弾丸の代りにボール紙やこわれやすいコルクなどでふたをしたもの。演習用のほか大砲では礼砲にも使用する。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の空包の言及
【弾薬】より
…小火器弾薬は,拳銃,小銃,機関銃,散弾銃などに用いられ,通常,弾丸,発射薬,雷管付き黄銅製の薬莢(やつきよう)で一体化されている(図1)。実戦用としては,普通弾,徹甲弾,焼夷弾,曳光弾(えいこうだん),およびこれらを組み合わせた弾薬(たとえば曳光徹甲焼夷弾)があり,訓練用には,空包,擬製弾,狭窄弾(きようさくだん)などがある。このほか,口径20mm以上であるが擲弾(てきだん)を小火器弾薬に含めることがある。…
※「空包」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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