空洞波長計(読み)くうどうはちょうけい(その他表記)cavity wavemeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空洞波長計」の意味・わかりやすい解説

空洞波長計
くうどうはちょうけい
cavity wavemeter

マイクロ波用の波長計および周波数計。マイクロ波が電気伝導度の大きい金属壁で囲まれた空洞で共振する。ラジオテレビに用いられる電波がその波長に応じた長さのアンテナに共振するのと同じである。Q値は数千から数万ときわめて高くすることができ,鋭い共振により精密に周波数や波長が測定できる。円筒直方体形状のものがよく用いられるが,球形その他の形でもつくることができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む