共同通信ニュース用語解説 「空海と高野山」の解説
空海と高野山
平安時代に遣唐使として唐(中国)で密教を学んだ空海(774~835年)が816年、嵯峨天皇に認められ、高野山に真言密教の修行道場を開いたのが始まり。高野山真言宗は、空海が開いた真言宗のうち最大の宗派で、和歌山県高野町の金剛峯寺を総本山とする。金剛峯寺によると、全国に約3630寺ある。入定した空海の御廟信仰を中心とし、50年ごとの開創と入定の法会が最大行事。高野山には117の寺院が密集し、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録された。
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