精選版 日本国語大辞典 「突込」の意味・読み・例文・類語
つっ‐こみ【突込】
- 〘 名詞 〙 ( 「つきこみ(突込)」の変化した語 )
- ① つっこむこと、また、その勢い。突進。突入。
- ② 全部を分けへだてしないでいっしょにすること。二つ以上のものをつき混ぜること。こみ。〔詞葉新雅(1792)〕
- ③ ものの内面に深くはいりこむこと。
- ④ 「つっこみうり(突込売)」の略。
- ⑤ 「つっこみあたま(突込頭)①」の略。
- [初出の実例]「太夫天神残らずも、髪はつっこみ、大振袖、いづれも美少人のごとく」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)八)
- ⑥ 「つっこみあたま(突込頭)②」の略。
- ⑦ 漫才で、ぼけに対して話を進める役。万歳の大夫役にあたる。
- [初出の実例]「座敷芸」(出典:話の味覚(1962)〈一龍斎貞鳳〉よみうり演芸館)