窒礙(読み)ちつがい

精選版 日本国語大辞典 「窒礙」の意味・読み・例文・類語

ちつ‐がい【窒礙】

  1. 〘 名詞 〙 ふさぎさまたげること。障害
    1. [初出の実例]「設専以宜字之、則処々窒礙、失聖賢之意者甚多矣」(出典語孟字義(1705)上)
    2. 「常に奔忙混乱して、艱難窒礙するを免かるべからず」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    3. [その他の文献]〔朱子全書‐学・存養〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窒礙」の読み・字形・画数・意味

【窒礙】ちつがい

さまたげ。障害。宋・轍〔北使還りて北辺の事を論ずる箚子、五首、一〕詳しく利ぜしめ、如(も)し窒礙無くんば、乞ふ、早く施行を賜はらんことを。

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