窮鬼(読み)キュウキ

デジタル大辞泉 「窮鬼」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐き【窮鬼】

貧乏神
「これらの外道―は、鍾馗しょうきの力をかりても退くる事難し」〈読・英草紙・一〉
生き霊。〈色葉字類抄

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精選版 日本国語大辞典 「窮鬼」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐き【窮鬼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きわめて貧しい者。また、貧乏神(びんぼうがみ)
    1. [初出の実例]「僧いふ、是窮鬼(キウキ)のおかす所也。色心いまださらざる内は、様は替り品はことなれども、人のなやむに此わざ多し」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)一)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐送窮文〕
  3. 生きている人の怨霊(おんりょう)。生霊(いきりょう)。いきすだま。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

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普及版 字通 「窮鬼」の読み・字形・画数・意味

【窮鬼】きゆうき

貧乏神。

字通「窮」の項目を見る

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