立春大吉(読み)リッシュンダイキチ

精選版 日本国語大辞典 「立春大吉」の意味・読み・例文・類語

りっしゅん‐だいきち【立春大吉】

  1. 〘 名詞 〙 立春の日に、禅寺の門にはる紙札の文句。長さ約三〇センチメートル、幅約一二センチメートルの紙片に書き、読経祈祷してこの紙片を檀家に配布する。道元が伝えたという。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「立春大吉かたかたは読めねへ」(出典:雑俳・柳多留‐六五(1814))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む