立春大吉(読み)リッシュンダイキチ

デジタル大辞泉 「立春大吉」の意味・読み・例文・類語

りっしゅん‐だいきち【立春大吉】

立春禅寺やその檀家の門の左右にはる紙札文句。また、その紙札。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「立春大吉」の意味・読み・例文・類語

りっしゅん‐だいきち【立春大吉】

  1. 〘 名詞 〙 立春の日に、禅寺の門にはる紙札の文句。長さ約三〇センチメートル、幅約一二センチメートルの紙片に書き、読経祈祷してこの紙片を檀家に配布する。道元が伝えたという。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「立春大吉かたかたは読めねへ」(出典:雑俳・柳多留‐六五(1814))

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