立机(読み)りっき

改訂新版 世界大百科事典 「立机」の意味・わかりやすい解説

立机 (りっき)

宗匠立机ともいう。俳諧宗匠となること。宗匠は,連句興行や運座の場を指導,運営し,歳旦帳撰集を刊行するなどして,一門形成,経営した。門下の者は宗匠に従って執筆(しゆひつ)などを勤め,指導運営の力量を身につけながら,師たる宗匠の地位を継承するなどして,宗匠となっていった。その場合,文台開きや万句合興行をして,世間にそのことを披露した。
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