立法論(読み)りっぽうろん

精選版 日本国語大辞典 「立法論」の意味・読み・例文・類語

りっぽう‐ろんリッパフ‥【立法論】

  1. 〘 名詞 〙 法令の良否・得失に関する主張解釈論に対するもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立法論」の意味・わかりやすい解説

立法論
りっぽうろん

ある理想立場から主張しうる立法政策。現実にある成文法規を前提として主張される解釈論に対する。たとえば「そういうことは解釈論としては無理だが立法論としてなら可能だ」というように用いられる。その場合には成文法の解釈の枠をこえており,結論を出すことは無理であるため,立法によって成文法の字句修正変更することが要求されるという意味である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android