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竜岩浦 りゅうがんぽ(R)Yongamp‘o

世界大百科事典 第2版の解説

りゅうがんぽ【竜岩浦 (R)Yongamp‘o】

朝鮮民主主義人民共和国,平安北道の北西部,鴨緑江河口にある漁港。1903年,ロシアが南進策の拠点としてここを占拠して開港させて以来,新義州の外港にあたる貿易港として発達した。その後,鴨緑江の河道が移動したため,大型船舶の接岸が不可能となり,近くの多獅子島に人工港が建設されたことによって,貿易港の役割が消滅した。こうして,竜岩浦はイシモチタチウオ等の黄海漁業を営む小型漁船の集結地に変わり,造船所等を備えた水産業基地となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竜岩浦
りゅうがんぽ / リョンアムポ

北朝鮮、平安北道竜川郡にある邑(ゆう)(町)。鴨緑江(おうりょくこう)の河口地方の農業中心地で、米、麦類、トウモロコシを産出していた。1945年の解放後、内燃機関や冷凍器を製造する中央企業体の北中機械工場が設置され、町は竜岩浦労働者区をなしている。また近海漁業の根拠地ともなっている。[魚 塘]

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