竜攘虎搏(読み)リョウジョウコハク

デジタル大辞泉 「竜攘虎搏」の意味・読み・例文・類語

りょうじょう‐こはく〔リヨウジヤウ‐〕【×攘虎×搏】

りゅうじょうこはく(竜攘虎搏)

りゅうじょう‐こはく〔リユウジヤウ‐〕【竜×攘虎×搏】

《「攘」ははらう、「搏」は打つ意》竜と虎とが戦うように、二人英雄勇者が激しく争うさまをいう。

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精選版 日本国語大辞典 「竜攘虎搏」の意味・読み・例文・類語

りゅうじょう‐こはくリュウジャウ‥【龍攘虎搏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「攘」ははらう、「搏」はうつ意 ) ともに強いものどうしが、はげしく戦い争うさまをいう。りょうじょうこはく。
    1. [初出の実例]「其の競争の激烈なる、意気の旺盛なることは国技館に於ける龍驤虎搏の比にあらず」(出典:兎糞録(1913)〈和田垣謙三〉三)

りょうじょう‐こはくリョウジャウ‥【龍攘虎搏】

  1. 〘 名詞 〙りゅうじょうこはく(龍攘虎搏)

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四字熟語を知る辞典 「竜攘虎搏」の解説

竜攘虎搏

竜と虎が激しく戦う意から、強いもの同士が激しく相争うこと。

[使用例] 世の人は、景虎と晴信公を犬猿の仲であると申しておるそうな。あるいは竜攘虎搏の両人ともいうておるそうな[井伏鱒二*貝の音|1954]

[解説] 「攘」ははらう、「搏」は打つという意味

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