日本歴史地名大系 「竜昌院」の解説 竜昌院りゆうしよういん 佐賀県:東松浦郡呼子町呼子村竜昌院[現在地名]呼子町大字呼子呼子の町並の北部、東の山腹にある。石上山と号し曹洞宗。本尊は釈迦如来。初代中尾甚六は宝永・正徳年間(一七〇四―一六)に鯨組をつくり、三代甚六は藩領海だけでなく小値賀(おじか)島・宇久(うく)島(ともに現長崎県)でも捕鯨を営み、産をなした。鯨一匹の代金で宝暦五年(一七五五)菩提寺としてこの寺を創建。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by