日本歴史地名大系 「竜華寺跡」の解説 竜華寺跡りゆうげじあと 大阪府:八尾市植松村竜華寺跡[現在地名]八尾市陽光園二丁目現安中(やすなか)小学校およびその西方地域にあったと考えられている古代寺院。付近から当寺のものとされる南大門唐居敷の石が発掘されている。「続日本紀」神護景雲三年(七六九)一〇月一七日条によれば、この日称徳天皇は当地近くにあった弓削(ゆげ)行宮に行幸、同書二一日条に「権建肆於竜華寺以西川上、而駈河内市人以居之、陪従五位已上以私玩好交関其間、車駕臨之、以為遊覧、難波宮綿二万屯、塩卅石、施行竜華寺」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by