竪山利忠(読み)タテヤマ トシタダ

20世紀日本人名事典 「竪山利忠」の解説

竪山 利忠
タテヤマ トシタダ

昭和期の社会運動家 創価大学名誉教授。



生年
明治40(1907)年1月15日

没年
平成5(1993)年12月6日

出生地
鹿児島県鹿児島郡谷山村松崎(現・鹿児島市)

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学部経済学科〔昭和4年〕中退

経歴
大学入学と同時に新人会に入り、のち幹事長。日本共産青年同盟に加盟し、昭和4年大学を中退すると委員長就任。治安維持法違反で度々検挙された。12年山崎経済研究所に入所(20年3月まで)。23年日本生活問題研究に入り、後に所長。同年専修大学附属労働学院創立とともに講師(31年まで)。26年鉄中央調停委員、31年拓殖大学教授、38年商学部長、40年政経学部長、45年大学院博士課程教授。52年停年退職し、同年創価大学経済学部大学院教授。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竪山利忠」の解説

竪山利忠 たてやま-としただ

1907-1993 昭和時代の社会運動家。
明治40年1月15日生まれ。新人会幹事長をへて,昭和4年日本共産青年同盟委員長。翌年検挙され,一国社会主義立場で「日本政治新聞」を発行戦後,国鉄労組民主化同盟グループを指導し,31年拓殖大教授,52年創価大教授。平成5年12月6日死去。86歳。鹿児島県出身。東京帝大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android