端白(読み)ツマジロ

デジタル大辞泉 「端白」の意味・読み・例文・類語

つま‐じろ【端白】

縁の白いこと。また、そのもの。
馬などの足先が白いこと。

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精選版 日本国語大辞典 「端白」の意味・読み・例文・類語

つま‐じろ【端白・爪白・褄白】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つましろ」とも )
  2. はしが白いこと。白色でふちどられていること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「梶原源太景季、蝶目ゆひの直垂に、薄紅の綴の冑きて、妻白の征矢おひたり」(出典:長門本平家(13C前)一六)
  3. 動物の足の先や爪が白いこと。また、その動物。〔節用文字(13C初か)〕
  4. ( 褄白 ) アカマツの園芸品種。葉の先端が黄白色を呈するもの。つまじろまつ。
  5. 植物しゅんぎく(春菊)」の異名
    1. [初出の実例]「袖桶に忘れぬ草の哀折る〈千春〉 小海老爪白(ツマジロ)母を慰む卜尺〉」(出典:俳諧・武蔵曲(1682))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「端白」の解説

端白 (ツマジロ)

植物。キク科の一年草,越年草,園芸植物シュンギク別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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