竹の鼻(読み)たけのはな

日本歴史地名大系 「竹の鼻」の解説

竹の鼻
たけのはな

[現在地名]中区河原

船入ふないり村内の河原かわら町にあった地名で、藩の材木屋敷が設けられ、そのうちには御歩行組以下の多門が建てられていた。「知新集」に「此あたりを竹の鼻と言ハもと竹藪なりしを切ひらきける故よへるか」とあり、正徳五年(一七一五)には年貢地一畝一〇歩引高で御作事方御用地とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android