デジタル大辞泉 「古江」の意味・読み・例文・類語 ふる‐え【古江】 古びた入り江。「かげろふの小野の―を越す潮の湊みなとやいづく春の夕なぎ」〈夫木・二三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「古江」の意味・読み・例文・類語 ふる‐え【古江・旧江】 〘 名詞 〙 古い入り江。ふるびた入り江。[初出の実例]「葦鴨の すだく旧江(ふるえ)に 一昨日(をとつひ)も 昨日もありつ」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古江」の意味・わかりやすい解説 古江ふるえ 鹿児島県南東部,高隈山地が鹿児島湾に急斜する沿岸に位置する鹿屋市の集落。江戸時代,島津氏の直轄地で,港町として発展してきた。 1953年までは古江線 (大隅線) の終点であったが,同線の国分駅までの延長,さらに 86年の同線廃止などで,往年のにぎわいはみられない。高須とともに鹿屋市の漁港で,イワシ,アジ,サバなどの沿岸漁業が行われる。港は鹿児島,大根占 (おおねじめ) への定期船が発着。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の古江の言及 【北浦[町]】より …北は大分県に接し,南東は日向灘に面する。主な集落は古江,市振,宮野浦,三川内で,近世を通じて延岡藩に属した。町域の大半は山地で占められ,山間部の中央を占める三川内地区には北川の支流小川が西流し,米作を中心にタバコ,シイタケ栽培など農林業が営まれる。… ※「古江」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by